「朝起の人達」の感想
朝起の人達
あさおきのひとたち
初出:「面白倶楽部」1925(大正14)年11月

佐々木邦

分量:約17
書き出し:医者に勧められて朝起を一月ばかり続けている中に疑問が起った。古来朝起は一種の投資的美徳になっている。朝起三文の徳ともいえば、ずっと桁を飛ばして、朝起十両ともいう。前者は一回分を指し、後者は一生を通じての話と察せられる。西洋人も、Early to bed and early to rise, makes a man healthy, wealthy and wise.(早く床につき早く起きることは、...
更新日: 2022/04/23
鍋焼きうどんさんの感想

早起きをして散歩するから変な噂が立ち変な人に出会う。でも読者から見れば主人公も変な人だね。早起きの名誉のために言うけど、損得抜きで良いことです。

更新日: 2021/05/11
b53e79cfe52cさんの感想

医者に早起きを勧められた主人公、早速始めたが…古来「早起きは三文の得」と言われているが実際は損ばかりが続くという面白話。

更新日: 2021/01/04
19双之川喜41さんの感想

 医者から 神経衰弱の治療のために 早起きして 散歩でもするようにと勧められたので  歩き回り始めると いわば 早起き友達みたいなものができて  なかには 旅費を せびるようなものもいたするので 落胆していると 文学論を  語るような 人に であったりして 気を良くしていると 実はという話である。

更新日: 2018/03/26
7c589a777acaさんの感想

日本人のユーモア?ブラック過ぎておもろすぎ。確かに日本人のユーモアだ。