「ある温泉の由来」の感想
ある温泉の由来
あるおんせんのゆらい
初出:「講談倶楽部」大日本雄辯會講談社、1936(昭和11)年12月

佐々木邦

分量:約39
書き出し:長い伝統東引佐村《ひがしいなさむら》と西引佐村は引佐川《いなさがわ》を境《さかい》にして、東と西から相寄り添っている。名前から言っても、地勢から見ても、兄弟村だけれど、仲の悪いこと天下無類だ。何の因果か、喧嘩ばかりしている。両村の経緯《いきさつ》は生きている人間の記憶以前に遡《さかのぼ》るものらしい。僕がまだ小学校に入らない頃、近所に百を越した老人があった。もう悉皆《すっかり》耄碌《もうろく》して...
更新日: 2022/04/07
19双之川喜41さんの感想

 いがみ合って 暮らしている 東と西の村人の中には 仲良く暮らしていくべきだと言う 穏健派はいた。亀が群がることに ヒントを得て 掘ってみたら 温泉が出た。牧歌的な やり取りに 癒されると感じた。

更新日: 2021/01/16
d48935cd5346さんの感想

なかなか面白かった