尾崎士郎
尾崎は 吉良の殿様の肩を 持つ。作者は 同郷のよしみで 殿様は そんなに 悪い人では 無いと 強弁を 繰り出す。大体 歴史は 多く 偽書に 基づいて でっちあげられるので 本当か どうかは わかりにくい。話半分で 聞き流し 小説だって 本当のことばかりでは 誰も 読む気がしない だろうから 嘘で固めて 渡世の糧と するのは 常套手段なのである。お前が 云うかの 典型かもしれない。