木暮理太郎
著者の実測を交えた奥秩父の山岳誌は、当時もそうであろうが、現在においても素晴らしいガイドブックである。雲取山、甲武信ヶ岳は登頂したことがあるが、当時よりも整備されてはいるものの、本作品の描写に合点がいく。本作品に触れて、奥秩父をまた目指したくなった。