「黒部川奥の山旅」の感想
黒部川奥の山旅
くろべがわおくのやまたび
初出:片貝谷まで、南又を遡る、釜谷の奥、小黒部谷の入り・上(毛勝山及び猫又山)「山岳」1915(大正4)年12月

木暮理太郎

分量:約205
書き出し:片貝谷まで大正四年七月二十四日午後七時三十分、汽車にて上野発。翌朝九時二十分、魚津着。少許《すこしばかり》の準備と昼食の後十一時三十分、出立。暑さ甚し。途中|屡々《しばしば》休憩して、午後二時三十分、前平沢。此処《ここ》にて人夫一人を雇い且《か》つ米を購《あがな》わんとして空しく二時間半を費やし、五時、漸く出発。奥平沢を過ぎて、六時片貝川の沿岸砂地に野営。日本晴れのした朝の日本海は、山へ急ぐ私達の...
更新日: 2025/04/12
65c8aadc88adさんの感想

雙之川喜1941  竜王岳の 頂上からは 遠望が きいて 蓼科山が 遠目に 見えたという。天幕を 支える 木棒を 強風から 護るために 交代で 支えていた 昨夜の 難儀の しがいが あったと いうことか。