「三国山と苗場山」の感想
三国山と苗場山
みくにやまとなえばやま
初出:「婦人の友」1931(昭和6)年8月

木暮理太郎

分量:約17
書き出し:大正二、三年の頃、東京から見える山のスケッチを作る為に、強い北西の風が吹く晴れた冬の日には、よく愛宕山の塔や浅草の凌雲閣に上って、遠い雪の山の姿に見入りながら、新しい印象や古い記憶を辿って、山の持つ個性から其《その》何山であるかを探し出すのが楽しみであった。大井川奥の聖《ひじり》岳などは愛宕の塔から眺めると、三峠《みつとうげ》山と朝日山とが石老山の上で裾を交えている其たるみの間に置かれた一握の雪か...
更新日: 2024/05/13
8eb05d040692さんの感想

登山ついてと書かれた物かと思って読んでみたら、どちらかと言えば紀行文かな。写真もついていて、当時の情景が伝わった。