描写がわかりやすくて楽しく読めました。 休暇って老いも若きも楽しいものですね!
旧仮名&旧漢字で書かれていますが、ニュアンスでどうにかなります。 宿場で駅伝馬車に乗って、同乗者や御者の様子を綴り、降りた宿場を離れるまでの、何ということもない話。 あまり駅伝馬車が出てくる話を読んだことがないため、情景を思い浮かべられないのが残念。
サンタクロースのようだった。主人公が、自分自身を含めた情景を、客観的に見ているような表現のようだったところが気になった。西洋のでかいお城の写真を見たことが有るけれど、この小説の作者も、この小説の中で見えていたのだろうか。馬の周りで喜ぶ少年を思い描くとき、自分の想像を超える喜び方のような気がしたけれど、よく分からないので見てみたい。
旧字体の漢字が多かったので多少読み辛かった。