「奇談クラブ〔戦後版〕」の感想
奇談クラブ〔戦後版〕
きだんクラブ〔せんごばん〕

04 枕の妖異

04 まくらのようい初出:「月刊読売」1947(昭和22)年3月

野村胡堂

分量:約32
書き出し:プロローグそれは四回目の奇談クラブの席上でした。その日の話し手|桜井作楽《さくらいさくら》は、近頃では珍らしい和服姿——しかも十徳を着て頤※を生やした、異様な風体《ふうてい》で、いとも悠揚《ゆうよう》と演壇に起ったのです。真珠色の光の中に、二十四人の会員と、その半数ほどの臨時会員は、美しき会長|吉井明子《よしいあきこ》夫人を中心に、期待に張り切って、この一風変った話し手を見詰めて居ります。「さて皆...
更新日: 2019/05/29
ハルチロさんの感想

この作品は、題名通り『奇談』であると思う。「この話に教訓めいたものはない」旨の文節が見られるものの、私的には、“教訓”と捉えても差し支えない作品であると思います。この“教訓”は、イソップ寓話を思わせるぐらいであると思います。

更新日: 2015/12/20
b6226aa70d42さんの感想

枕が変わると寝れなくなる