「奇談クラブ〔戦後版〕」の感想
奇談クラブ〔戦後版〕
きだんクラブ〔せんごばん〕

01 第四の場合

01 だいよんのばあい初出:「宝石」1946(昭和21)年11月

野村胡堂

分量:約30
書き出し:プロローグ何年目かで開かれた、それは本当に久し振りの「奇談クラブ」でした。会長の吉井明子嬢《よしいあきこじょう》は三十近い吉井明子夫人になって、※《ろう》たけく美しく、世にもめでたい令夫人になりましたが、限りなくロマンスを追う情熱は、少しも吉井明子嬢の昔に変りは無く、幹事の今八郎《こんはちろう》を督励して、吉井合名会社の会議室に、昔の会員達を集めたのです。今八郎が半白の中老人になったように、若くて...
更新日: 2019/05/27
ハルチロさんの感想

舞台劇を見るような話の流れと、後半の二転三転する推理劇のやり取りが面白い作品です。シリーズ物のようなので、他の作品も読んでみたくなります。

更新日: 2016/07/31
a5e534921e08さんの感想

初めて読んだ本です。この様な本がある事も知りませんでした。短編ですけれど、凄く重みのあるいい小説でした。

更新日: 2015/12/15
b6226aa70d42さんの感想

面白かった。

更新日: 2015/04/03
ミノジイさんの感想

ずんずん小気味よく展開していく物語。ある意味、短編小説の真骨頂ではないでしょうか。

更新日: 2015/04/01
葡萄さんの感想

秀作。ある程度予想できる結末なのに、面白くて次の台詞を追いかけ、あっという間に読み終わりました。