「奇談クラブ〔戦後版〕」の感想
奇談クラブ〔戦後版〕
きだんクラブ〔せんごばん〕

13 食魔

13 しょくま初出:「月刊読売」1947(昭和22)年10月

野村胡堂

分量:約31
書き出し:プロローグ「皆さんのお話には、譬喩《ひゆ》と諷刺が紛々《ふんぷん》として匂う癖に、どなたも口を揃えて、——私の話には譬喩も諷刺も無いと仰《おっ》しゃる——それは一応賢いお言葉のようではありますが、甚《はなは》だ卑怯なように思われてなりません。そこへ行くと、私のこれから申上《もうしあ》げようと思う話は、譬喩と諷刺と当て込みと教訓で練り固めたようなもので、まことに早《は》や恐縮千万ですが、よく噛みしめ...
更新日: 2019/06/10
ハルチロさんの感想

題名、作品半ばまでの展開からは、想定していなかった後半の展開、結末になるので、楽しめました。“食”を追求し、猟奇的思考が組合わさったら、この作品の結末が訪れるのかと思うと、背筋が寒くなります。

更新日: 2016/01/01
奥津棄戸明さんの感想

成る程ね。