16 結婚ラプソディ
野村胡堂
“奇談”でありオカルト的展開である。音楽に疎い愚生には、音楽の持つ力など想像も出来ない。しかし、天才と言われる人が、命を賭け、一念を込めて作曲した音楽の持つ力は、この作品に描かれているような力を持っているのであろう。愚生が感じた、“結婚ラプソディー”と言う表題からの第一印象を、この作品は“奇談”という形で、見事に打ち砕いてくれました。
面白かったが、なんだか後だしじゃんけんもある。