「丘の銅像」の感想
丘の銅像
おかのどうぞう
初出:「新美南吉童話全集第一巻 ごんぎつね」大日本図書、1960(昭和35)年6月20日初版発行

新美南吉

分量:約23
書き出し:丘《おか》のふもとの、うつくしい平和な村に、ハンスという、詩人《しじん》が住んでいました。丘《おか》の上に立って、うつくしい村をながめては、歌にうたい、牧場《まきば》にいって、やさしいひつじのむれをながめては、詩《し》をかくのがつねでした。ハンスのつくった詩は、国じゅう、だれひとり知らないものはないほどでした。あるとき王さまは、この村のそばを通りかかりましたが、ハンスがこの村にいると聞いて、わざわ...
更新日: 2019/11/08
19双之川喜41さんの感想

 銅像の 使い回しの話しは 意表をつく。 詩人→医者→軍人→強盗→七つの鐘。 深読みすれば 暗喩 皮肉 移ろい易い人心等々に思い当たるけど そうでなくても 心打たれると感じた。