「蕗の下の神様」の感想
蕗の下の神様
ふきのしたのかみさま
初出:「赤い鳥 第六巻第一号」赤い鳥社、1921(大正10)年1月1日

宇野浩二

分量:約16
書き出し:一今は昔《むかし》、もうずっとの昔のことですが、北海道にコロボックンクルという、妙《みょう》な神様が住んでおられました。その時分はまだ北海道には日本人が一人もいなくて、山には熊《くま》、川には鮭《さけ》、そして人間といえばアイヌ人ばかりでした。だからコロボックンクルはアイヌ人の神様でした。この神様は大変体が小さいものですから、雨の降った日でも日の照った日でも、それが丁度《ちょうど》屋根のようなつも...
更新日: 2024/01/04
8eb05d040692さんの感想

北海道の昔話、神様に悪さをすると罰が当たる。でもそれで民族が滅ぶってのもどうかと…