「銭形平次捕物控」の感想
銭形平次捕物控
ぜにがたへいじとりものひかえ

019 永楽銭の謎

019 えいらくせんのなぞ初出:「オール讀物」文藝春秋社、1932(昭和7)年10月号

野村胡堂

分量:約35
書き出し:一石原《いしはら》の利助《りすけ》が大怪我をしたという噂《うわさ》を聞いた銭形の平次、何を差措《さしお》いても、その日のうちに見舞に行きました。同じ十手捕縄を預かる仲間、昔は手柄を張合った気まずい仲でしたが、利助も取る年でいくらか気が挫《くじ》けた上、平次の潔白な侠気《おとこぎ》が、何より先に、娘のお品《しな》を動かして、今では身内のように付き合っている二人だったのです。「兄哥《あにき》、災難だっ...
更新日: 2016/11/19
c78a9f0682d0さんの感想

小さい頃亡き祖父とよく見ていたテレビドラマ。あれに原作があると聞き、初めて読んだ。さっと読めておもしろく、案外誠実な人柄の平次が好印象。またおじいちゃんと見たいなあ...