中島敦
「無くても良かったろろうに」と言う疑問は あらゆる事にたいして おきてくる。 本源的な 疑念は 拭いさりようがない。 皇子は ど壺にはまった。 振り切れなかったセトナが 痛々しいと感じた。
中島敦の書くこうした根源的な知や世界への問いかけが好きです
中島敦のセトナ皇子は古代エジプトの話。中島敦の南洋諸島の地元民の話か、外国の短篇エッセイがちょくちょくあるが、どれもあまり面白くない。
短い!けれども人がふとした時に陥る深淵がよく現されてる。