中島敦
雙喜 弟が 北方の 騎馬民族に 虐殺されたので 兄は 精神の 均衡を 欠いてしまった。兄の 語り部の様な 役割も 次第に 気が抜けたようになり 日長 ぼんやりと 為すこともなく 夢に 生きている ような 有様となってしまった。やがて 衰弱死した 兄は 蛋白源として 仲間から 食い散らかされてしまう。人肉嗜好は 読んでいて 気分が 良いものではないけど そこを 乗り越えれば 深い 暗示的な 優れた 作品と 想った。03:03
面白い話ではある。
さすが、中島だ。