「随筆銭形平次」の感想
随筆銭形平次
ずいひつぜにがたへいじ

18 平次読む人読まぬ人――三人の政治家――

18 へいじよむひとよまぬひと――さんにんのせいしか――

野村胡堂

分量:約17
書き出し:一吉田首相が「銭形平次」を読むとか読まないとかで、かなりうるさい問題を巻き起こした。吉田首相にとっては、随分迷惑なことであったに違いないが、「銭形平次」にとって、冷やかしの種にはなったが、良い宣伝にもなったことは確かである。かつて二十世紀のはじめの頃、ドイツで素晴らしい人気を博した、美しい歌い手のジェラルディン・ファーラーが、時の皇太子(後のカイゼル)と浮名を流し、一時は大変な評判になったことがあ...
更新日: 2021/01/04
19双之川喜41さんの感想

 平次を読む人が 偉いと云うわけではない。 この最後の下りには 吹き出した。 小学生の頃に、読んだきがする。 当時 政治家のくせに 捕物帖を読むんだと 呆れたことをおもいだす。 今の偉いさんは 漫画の他に何を読むのかなと思った。