大町桂月
明治期の音羽、白山方面から王子方面の景色が伺える作品です。俳人の方々との散策を綴られた作品のようで、散策の処々で詠まれた句が当時の情景を一層浮かび上がらせています。今では、明治期の面影を見出だすことは困難でしょうが、五月晴れの頃、同じ道程を辿って見たくなります。