「日本推理小説の曲り角」の感想
日本推理小説の曲り角
にほんすいりしょうせつのまがりかど
初出:「宝石増刊号第14巻第12号」宝石社、1959(昭和34)年10月10日

十返肇

分量:約7
書き出し:周知のように、松本清張・有馬頼義・菊村到・柴田錬三郎ら、いわゆる純文学系の作家が、推理小説に筆をそめだした結果、これまでの専門作家による探偵小説に、ひとつの照明が、たしかに投げられたのであった。探偵小説という、私などの好きな昔なつかしい名称がすたれ、一般に推理小説という言葉が使用されはじめたのが、この現象と時を同じくしているのは、決して偶然ではなかった。いわば、これらの作家によって一言でいうならば...
更新日: 2021/01/04
19双之川喜41さんの感想

 事情は 変更しているので 空き家は 増えてきているし 加えて ゴミ屋敷は いまや マンションのゴミ部屋までもが よく見かける。 時代を 背景に 再度 推理小説は 転換期にあると 思う。

更新日: 2017/04/03
1bf86c848d03さんの感想

当時の推理小説は、惰性で書いていただけなのだろう 「書く」に書かされてる。書きたいことの書かれたものなら、必ず面白い。 ぼくは岩波文庫文学を標準としている。しかし、たまにはふざけたようなのも面白く読む。 作家も読者も、主体性がいるのだ

更新日: 2017/04/02
aa978b07f0f9さんの感想

何時の時代もベテランの凋落と新人の活躍の期待の中で 一番 肝心な読者は置き去りにされてしまうモノなのだろぅか......