「芸術統制是非」の感想
芸術統制是非
げいじゅつとうせいぜひ
初出:「文藝春秋」文藝春秋、1935(昭和10)年7月号

辰野隆

分量:約10
書き出し:ある日のこと、某国大使館に永年勤務していたしごく実直な男が言うのに、自分も永い間、大使館に出入りする各方面の日本人に接したが、その中でも、ことに勲章を欲しがったり、欲しそうな言動をあえてするのは、いつも美術家に多く、文人に少ない。いったいどういうわけなのだろう、と。そこで僕は即座に答えて、それは美術家の方が文人よりも、色彩や光沢にははるかに敏感だからだろう、と。もちろん、僕は笑い話のつもりで答えた...
更新日: 2016/03/04
b9a19fa07da5さんの感想

昔官憲を嫌った時代があった事はじめてしりました。゛