梅崎春生
精神病院を 逃げ出し 飛行機で 終戦をむかえた地に 向かう。 記憶が 幻か 現(うつつ)か判然としないまま 酒色に逃避する。 噴火口を 無事に 周回するか 賭けをしたりする。 通信兵だったので ハ(ツー▫トン▫トン▫トン)か H(トン▫トン▫トン▫トン)か符号が でてくる。 重厚な構成の 素晴らしい 作品であると感じた。
非常に分かりやすい描写で、文章の向こうに映像が見えた。最後、ふたりはそれぞれどうなったのかが気になる!
阿蘇の回りを歩いているのが、最後、五郎か丹生かわからなくなる…。