「人間椅子」の感想
人間椅子
にんげんいす
初出:「苦楽」プラトン社、1925(大正14)年10月号

江戸川乱歩

分量:約41
書き出し:佳子《よしこ》は、毎朝、夫の登庁《とうちょう》を見送って了《しま》うと、それはいつも十時を過ぎるのだが、やっと自分のからだになって、洋館の方の、夫と共用の書斎へ、とじ籠《こも》るのが例になっていた。そこで、彼女は今、K雑誌のこの夏の増大号にのせる為の、長い創作にとりかかっているのだった。美しい閨秀《けいしゅう》作家としての彼女は、此《こ》の頃《ごろ》では、外務省書記官である夫君の影を薄く思わせる程...
更新日: 2024/12/13
上手いさんの感想

最後まで予想がつかない内容に、気味の悪さと惹き込まれる様な、見ては行けないもの見る様なそんな感覚にとてもドキドキしてとても面白かったです。

更新日: 2024/12/11
bba3d97d6b6cさんの感想

面白さと気味悪さで心を何度もゆさぶられました!本当に入ってたんでしょうねー

更新日: 2023/12/20
6d0e1a043f96さんの感想

うぁぁっとなる訳でもゾワッとなる訳でもないのに心の奥のどこかで言葉で表せないような不安が襲ってくる本だった。これがめちゃ昔の本なのがまだ理解できないくらい。見かけたら見て欲しい1作。

更新日: 2023/10/23
c44c1060e0a7さんの感想

おもしろ〜

更新日: 2023/07/18
0eddcc0137ffさんの感想

名作と聞いて軽い気持ちで読んでみましたが凄いですね。 作者にいいようにやられた感じがして清々しい気分になりました。

更新日: 2023/07/01
dfe73b82f67fさんの感想

とても面白かった。 読んでいけば『もしかして・・・』と結末を予想することは出来るがそれでも面白いと感じることが出来る文章で改めて作家の凄さを感じた作品。 この作品のおかげで色々な本に興味をもてた。大好きです。

更新日: 2023/06/22
4c30fd13f67eさんの感想

変質者が逮捕されて終わりかと思いきや、、いやあ、さすが江戸川乱歩。面白い。

更新日: 2023/05/13
0a195b8b1f43さんの感想

面白い作品。最後のオチもいいね。

更新日: 2022/09/03
9ffec59a92f5さんの感想

結構面白い話だと思います。

更新日: 2021/08/12
8c503bcb83abさんの感想

ゾッとしたぁ、一気に読んでしまった。

更新日: 2021/05/22
カプトメドゥーサさんの感想

やっぱり作家からしたらファンレターってどれも似通っててつまらないものに見えるのかなあ、と思ってしまった。 こんなファンレターがあってもいいのに、っていう乱歩先生の願望な気がした。

更新日: 2021/04/29
Reiaさんの感想

おもしーろーい! おおまかな内容は聞いたことがあって今回読んでみたけど、飽きずに読んでられた。ストーリーは全体的に長くないからすぐ読み終わった。この原稿を読んでいた奥さんは怖かったろうなぁと思った。

更新日: 2021/03/29
decc031a3fabさんの感想

突飛な設定だけど、外見の美醜に関係の無い、みたいな文章が印象的だった。この椅子職人の彼も、案外普通の容貌だと思うが、内気で地味で真面目が生み出す想像の力を良く描けた傑作だと思ったな。

更新日: 2021/03/17
人間さんの感想

少し直情的だが、それ以外はスパらしい

更新日: 2021/01/17
388cb3da0528さんの感想

なんだこの衝撃は。。なんとも言い表せない心持ちになりました。読んでない方は是非、軽い気持ちで開いて頂きたい。

更新日: 2020/12/04
b0d7e663b971さんの感想

恥ずかしながら題名に強烈にひかれつつも今まで読んだことがなく、どんなストーリーか全く分からないまま完全に奥様と同じ目線で読み始めたところ、本当にぞっとした……一瞬で読んでしまった。江戸川乱歩は怪人二十面相の少し愉快なストーリーの印象が強かったため本当に衝撃を受けた…ありがとう青空文庫……

更新日: 2020/08/19
七夜月 咲々良さんの感想

江戸川乱歩を読むのは、この作品が初めてだったが、あっという間に引き込まれた。不安のどん底までに落として、かつ展開を変えるというのが自然に行われてて、さすが文豪だと感じさせられた。

更新日: 2020/06/27
D@梟さんの感想

ねじ曲がる人間の欲望… 読み進めてあれあれあれと薄ら寒くなってしまう現象笑 THE椅子職人

更新日: 2020/06/26
6375b4ce79b1さんの感想

今から丁度半世紀前、高校二年の時、井の頭線西永福駅前にこじんまりとした書店があった。文庫本コーナーに当時としては珍しいイラストが描かれた表装のものが積まれていた。 「春陽文庫 江戸川乱歩短編集」 「人間椅子」 この1冊の書籍が、私の後の人生の時間の多くを「読書」という行為で占められるきっかけになろうとは。 そこのお若い方、お止めになったほうが宜しいかと。

更新日: 2020/02/26
930e2b92e135さんの感想

読み終わったあと薄ら寒い気持ちになった。 どんな人生を歩めばこんな話しが書けるんだ。