野村胡堂
題名がエロいので わくわくしながら読んだら 下劣な思惑は 外れた。 歌曲と筋立てが よい案配に盛り付けられている。 類書には 寡聞(かぶん)にして 接したことがないこともあり 感心させられた。
誰かに恋に落ちるとき、相手のどの部分に心酔するかは人それぞれ異なる。自分の持つ五感の中で最も能力の高い感覚と、相手の持つ最も優れた魅力が完全に一致するとき、所謂身体に電気が走るのを感じるのかもしれない。
そんな禁断の恋もあっていいんだなと思いました。