宇吉郎の 「凍上」についての 講演会に 数百人の 聴衆が 満洲各地から 集まったという。やや 専門的な会にも かかわらず 資料を 抱えた 熱心な 参加者が 深夜まで 宇吉郎と 議論を 戦わしたりしたので 宇吉郎は 相当 手応えを 感じたようだ。麻薬で 一財産 掻き集めるような 満州ゴロと いわれる やからの 対極に 熱心な 人々を えたと 思った。
満州の畳。オンドルで暖めていたのだろうか。
相変わらず読んでて楽しいんだぜこの方の話は
満州については従来殆ど政治的にのみ語られていたがこの本は一般人、科学者からの視点で描かれており新鮮である。