「満洲通信」の感想
満洲通信
まんしゅうつうしん
初出:「東京朝日新聞」1940(昭和15)年10月13日~16日

中谷宇吉郎

分量:約14
書き出し:奉天の印象八月の下旬思い立って、満洲へ出かけて見た。ちょっと急いでいたので、往きは航空会社の旅客機で、東京から奉天《ほうてん》〔瀋陽〕まで飛んだ。今度の満洲行は、私たちがこの十年近く手を染めている低温科学の色々な問題に関連して、厳寒の満洲の野に働く人たちから、実地の問題について教えを乞い、今後の連絡にも資しようというつもりであった。それでその方面の研究に前から着手している満鉄の方と連絡をとる都合上...
更新日: 2023/05/11
19双之川喜41さんの感想

 宇吉郎の 「凍上」についての 講演会に 数百人の 聴衆が 満洲各地から 集まったという。やや 専門的な会にも かかわらず 資料を 抱えた 熱心な 参加者が 深夜まで 宇吉郎と 議論を 戦わしたりしたので 宇吉郎は 相当 手応えを 感じたようだ。麻薬で 一財産 掻き集めるような 満州ゴロと いわれる やからの 対極に 熱心な 人々を えたと 思った。

更新日: 2023/03/13
ノイジージジーさんの感想

満州の畳。オンドルで暖めていたのだろうか。

更新日: 2022/08/03
2762415ce5eeさんの感想

相変わらず読んでて楽しいんだぜこの方の話は

更新日: 2022/05/28
阿波のケンさんさんの感想

満州については従来殆ど政治的にのみ語られていたがこの本は一般人、科学者からの視点で描かれており新鮮である。