「多々良の雑器」の感想
多々良の雑器
たたろうのざっき
初出:「民藝 第八十四号」1959(昭和34)年12月

柳宗悦

分量:約14
書き出し:多々良(たたろう)のことを私が初めて耳にしたのは、昭和二十年頃、黒牟田《くろむた》の窯を訪ねた時、その村の円楽寺で一個の植木鉢を見たその時でした。それは張付紋《はりつけもん》の品で大変心を惹いたので、黒牟田のものかと尋ねましたら、多々良窯のものだという返事を受けました。そうして多々良はここから一里ほど奥にある窯だという話でした。残念にもその折はもう夕方で、多々良まで足をのばす事は出来ませんでした。...
更新日: 2019/10/16
うさぎ御前さんの感想

実物を見てみたくなった。