「新書太閤記」の感想
新書太閤記
しんしょたいこうき

08 第八分冊

08 だいはちぶんさつ初出:太閤記「読売新聞」1939(昭和14)年1月1日~1945(昭和20)年8月23日

吉川英治

分量:約538
書き出し:天機刻々《てんきこっこく》依然。——秀吉はさっきの所に坐ったままであった。燭《しょく》の下に、灰となった薄いものが散っていた。長谷川宗仁からの飛脚状を焼いたものと思われる。飛脚の者を始末しおえた彦右衛門と久太郎秀政が、座にもどって来ると、間もなく、「お見えなされました」と、石田佐吉が、帰りを告げ、その佐吉が小姓部屋へ退《さ》がると、入れ代りに、黒田官兵衛孝高がびッこを曳きながら入って来た。「やあ」...
更新日: 2017/03/22
あきらちゃんさんの感想

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