「新書太閤記」の感想
新書太閤記
しんしょたいこうき

10 第十分冊

10 だいじゅうぶんさつ初出:太閤記「読売新聞」1939(昭和14)年1月1日~1945(昭和20)年8月23日

吉川英治

分量:約487
書き出し:初花《はつはな》一年。——実にわずか一年の間でしかない。去年天正十年の初夏から、ことし十一年の夏までの間に、秀吉の位置は、秀吉自身すら、内心、驚目《きょうもく》したであろう程な飛躍を遂《と》げた。明智を討ち、柴田を斃《たお》した。滝川、佐々《さっさ》も膝を屈した。丹羽長秀はひとえに信を寄せて協力し、前田利家は義を示していよいよ旧誼《きゅうぎ》に変るなきを努めている。およそ、信長の分国は、いまは一国...
更新日: 2017/03/25
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