専務と 運転手が お詫びに 持ってきた 菓子折を 庭で 燃す。 途中で 降ろされたので タクシー会社に 文句を つけたからである。 後日 乗客と 運転手は 偶然 再会して 将棋で 白黒つける。 控え目な 面白味が 底流にあり 心なごむと感じた。
はっきりとしない記憶の中で、互いに共通してはっきりしているものが、その事件。二人の一歩引いた関係性は最後、ぐっと縮まる。
酒飲んで記憶無くすことは一度や二度ではない。 一体どうやって帰ってきたのか?が わからない時がある。 次の日、会社に行くのが怖くなる。 上司や同僚に暴言でも吐いてないか? この俺がそんなこと言うはずがないと思うことは主人公のみならず、読者の方にも経験はあるだろう。