梅崎春生
初対面の男から 外套を貰う。 同じ男から その外套を 追い剥ぎにあってしまう。 取り戻した外套を着て 超満員の電車の中で 蜆の入ったリックを 手にいれる。 持ち帰った蜆が プチプチなく。 頭尾▫構想▫詩情は 申し分無いと感じた。