「凡人凡語」の感想
凡人凡語
ぼんじんぼんご
初出:「新潮」新潮社、1962(昭和37)年6月

梅崎春生

分量:約39
書き出し:その子は、ぼくを嫌っています。いや、たしかに憎んでいるのです。今子供と言いましたが、もう子供じゃないのかも知れない。戦後子供の背丈がにょきにょきと向上して、どこで大人と子供の区別をつけるのか、どうも判らなくなって来たようです。言うことは子供っぽくても、身長が百八十センチもあったり、あるいは逆に、恰好は子供子供としているのに、言うことだけはぺらぺらと悪達者だったり、けじめのつかない場合がしばしばある...
更新日: 2020/12/13
19双之川喜41さんの感想

 ユウモア小説である。 登場人物は 知的障害者が 大半を占める。 あまり暴れると 電氣ショックの 治療を 受けることになっているけど 数分で 意識回復してしまう 患者がいて 数回の施術で やっと 効き目がでてくる。 頭が 弱いのか 強いのかは 判りにくいと感じた。