坂口安吾
平野謙の「藤村の『新生 』について」。 横光利一。 肉体的な論理によって思考してない と批判する。 漱石についても 昔のつまらぬことに自責して 数十年後 自殺。 三文の値打ちもない 自我の誠実な追求が 無かったと 評する。 で 「めいめいが 各自の 独自な そして誠実な生活を求めることが 人生の目的」という。そのとおりと思った。