「桐の花」の感想
桐の花
きりのはな

北原白秋

分量:約120
書き出し:わがこの哀れなる抒情歌集を誰にかは献げむはらからよわが友よ忘れえぬ人びとよ凡てこれわかき日のいとほしき夢のきれはしTonka John桐の花とカステラ27. ※. 10桐の花とカステラの時季となつた。私は何時も桐の花が咲くと冷めたい吹笛《フルート》の哀音を思ひ出す。五月がきて東京の西洋料理店《レストラント》の階上にさはやかな夏帽子の淡青い麦稈のにほひが染みわたるころになると、妙にカステラが粉つぽく...
更新日: 2022/02/16
19双之川喜41さんの感想

 原色の挿し絵の 収録された 本・青空文庫・版には 滅多に出会うことが ないので 大正ロマンの香り高い 白秋の作品に はからずも 行きあったことは 大きな感謝と悦びである。敬意をかんじた。