石塚浩之
面白く読みました。 中島敦の「悟浄…」太宰の「お伽草子」のような取材に、重く暗い脚色。導入の海の上の描写が長くだるいのは、この船旅そのものなのだとあとで気づくので、根気よく付き合ってください。 「鬼灯の冷徹」の桃太郎はもしかしてこのなれの果てであったのか?! いや、お供のキャラはまるで違うな!