「赤い部屋」の感想
赤い部屋
あかいへや
初出:「新青年」博文館、1925(大正14)年4月

江戸川乱歩

分量:約48
書き出し:異常な興奮を求めて集った、七人のしかつめらしい男が(私もその中の一人だった)態々《わざわざ》其為《そのため》にしつらえた「赤い部屋」の、緋色《ひいろ》の天鵞絨《びろうど》で張った深い肘掛椅子に凭《もた》れ込んで、今晩の話手が何事か怪異な物語を話し出すのを、今か今かと待構《まちかま》えていた。七人の真中には、これも緋色の天鵞絨で覆《おお》われた一つの大きな円卓子《まるテーブル》の上に、古風な彫刻のあ...
更新日: 2024/10/26
a77873d2807eさんの感想

乱歩作品読むにあたり、とりあえず『小学○年生』所収とかを避けている。 やっぱ『新青年』とかはトガっている。

更新日: 2024/01/16
c82ed2234b96さんの感想

自分の人生に、心からの満足を得ている人はいるのだろうか。 此れを読むと、なんだか私にも出来てしまいそうでなんとも不快な気持ちになる。 だから江戸川乱歩はやめられない。

更新日: 2023/10/30
c44c1060e0a7さんの感想

最後まで嘘も本当も表裏一体に存在していて緊張した

更新日: 2023/08/21
8eb05d040692さんの感想

どんでん返しと言うほどの衝撃はない。けど淡々と進む感じで話しに引き込まれました。

更新日: 2021/11/06
そ!さんの感想

こんなことを考えつくT氏(乱歩)は恐ろしいですし、それをニヤつきながら見ていた自分もなかなか恐ろしい。 T氏が死んで終了であったならば、真相は闇の中だったわけで、納得出来る終わり方でもあったんでしょうが、 最後の最後に騙してくる仕掛けは流石乱歩と言った所でしょうか。

更新日: 2020/08/15
cda5badffb25さんの感想

素晴らしい! 大乱歩の猟奇趣味と、どんでん返しが一体になった大傑作です

更新日: 2020/07/01
D@梟さんの感想

赤い部屋に集まった7人 イッツショータイム笑 罪になるのかしらならないのかしら

更新日: 2020/02/24
34b340725b6eさんの感想

蓋を開ければドッキリでしかないのにすごく引き込まれる。 赤い部屋がどういうクラブなのか説明が最小限だったり、無駄なものが省かれてて読みやすい。

更新日: 2019/10/05
19双之川喜41さんの感想

 どんでん返しが 仕掛けてあるのだろうから 注意深く 読み進んだけど まんまと 引っ掛かった。 文章による 魔術があるとしたら、この事ではないか。 見事なものだと思った。

更新日: 2018/05/26
94069a89ca25さんの感想

オチが読めちゃったからいまいち… もう一捻り欲しかった 乱歩の作品は実は全部妄想でしたパターンが結構多いよね

更新日: 2018/04/02
富田百さんの感想

二転三転、我々読み手の一手先をゆく乱歩独特の展開に加え、話手の青年もまた中々魅力的な人物に描き上げられていたと思います。 読み耽ってしまったが最後。

更新日: 2017/12/26
ba9cc10524c5さんの感想

面白かったけど、こんな犯罪を真似る人が居たらと、少しゾッとしました 流石の乱歩worldです

更新日: 2017/11/21
よしふみさんの感想

真っ赤な「部屋」と真っ赤な「嘘」(笑)

更新日: 2017/03/15
1feb7244ddb4さんの感想

読みやすくて、面白かったです。

更新日: 2016/12/29
c44805141acaさんの感想

面白かった

更新日: 2016/12/28
38c6ca212e81さんの感想

結末は江戸川乱歩の他の某物語と似た感じ。こういうの好き。

更新日: 2016/12/05
966d26f4462aさんの感想

言い表せないけど、とても良かった。引き込まれる。江戸川乱歩さんらしいミステリーでした。人間椅子のような、素敵なお話でした。

更新日: 2016/12/02
f428b42452a5さんの感想

見当外れの感想書いてる人は頭弱いのかな。

更新日: 2016/09/15
さんの感想

もう最高でした。T氏の芝居には圧巻で読む人全てが騙されると思います。読む手が止まらず一気に読んでしまいました。不謹慎かもしれないですが、T氏が殺害方法を話しているときとネタをバラすときに一番興奮してしまいました。 とにかく、私が読んだ中でトップクラスに入るほどいい作品でした。

更新日: 2016/09/11
01d27ef6be05さんの感想

やっぱり日常からは逃げられないんだなぁ…と思いました。 退屈とは上手く付き合ってくしかないですな。 それにしても江戸川乱歩さんにはしてやられたー。