「黒手組」の感想
黒手組
くろてぐみ
初出:「新青年」博文館、1925(大正14)年3月

江戸川乱歩

分量:約47
書き出し:(上)顕《あらわ》れたる事実またしても明智小五郎の手柄話です。それは、私が明智と知合になってから一年程たった時分の出来事なのですが、事件に一種劇的な色彩があって中々面白かったばかりでなく、それが私の身内のものの家庭を中心にして行われたという点で、私には一層忘れ難《がた》いのです。この事件で、私は、明智に暗号解読のすばらしい才能のあることを発見しました。読者諸君の興味の為に、彼の解いた暗号文というの...
更新日: 2024/12/20
上手いさんの感想

恋の力は偉大だということを、また改めて知らされた。

更新日: 2021/10/23
そ!さんの感想

とても好きな作品でした。 伯父さんの宗教観やピストル購入の下りなど、何気なく示されたピースがハマっていくような感覚が心地よかったです。 無駄な要素が無いのに、予想出来ないような結末になるというのが素晴らしい。 二銭銅貨を読んだ際にも感じましたが、暗号のつくりが本当に天才的ですね。

更新日: 2021/02/12
ひまわりさんの感想

暗号に感心した。探偵事件の動機に恋愛や痴情のもつれは付き物で、今回もそういう意味ではベタな面白さだと思った。

更新日: 2019/02/10
0b83909b95bfさんの感想

こんな短い文章なのに、暗号解読の面白さと一人二役のトリック、そしてロミオとジュリエットばりの男女と、濃い要素が一気に拡がって最後に明智の笑顔で爽やかにまとまっていく。推理小説としても一級だが読後感の清々しさは乱歩には珍しい作品。

更新日: 2018/05/23
6cf104da9cdcさんの感想

牧田君にちょっと言い過ぎ お金はあげたとはいえ

更新日: 2016/12/02
f428b42452a5さんの感想

他の作品のほうがおすすめだけど好感の持てる感想の書き方。オチがわかるけど面白かった、とかの類いの馬鹿な感想は要りません。

更新日: 2016/11/17
725261fc91b3さんの感想

読み終わるとニコニコ顔になるお話です。