「幽霊」の感想
幽霊
ゆうれい
初出:「新青年」博文館、1925(大正14)年5月

江戸川乱歩

分量:約32
書き出し:「辻堂《つじどう》の奴、とうとう死にましたよ」腹心《ふくしん》のものが、多少手柄顔にこう報告した時、平田《ひらた》氏は少からず驚いたのである。尤《もっと》も大分以前から、彼が病気で床についた切りだということは聞いていたのだけれど、それにしても、あの自分をうるさくつけ狙って、仇《かたき》を(あいつは勝手にそう極《き》めていたのだ)うつことを生涯の目的にしていた男が、「彼奴《きゃつ》のどてっ腹へ、この...
更新日: 2023/11/15
8eb05d040692さんの感想

面白かったです。ホラー小説のように始まり、最後は… 江戸川乱歩の作品ですね

更新日: 2021/10/25
そ!さんの感想

乱歩はやはり予想出来ない結末を迎えますね。さすがです。 1度疑いを解消してしまうと、再度疑わなくなるというような心理を上手く使っていました。 明智小五郎シリーズということを知らずに読んだので最後、明智小五郎だったのか!という驚きがありました。

更新日: 2021/02/12
ひまわりさんの感想

最初は辻堂の遺した言葉の呪い、いわゆる言霊によって平田氏が神経衰弱に陥ったり幻覚として霊を見ていたものが現実味を帯びてきたりという精神的な話だと思っていました。しかしまさかの生きてたエンド!!探偵物だしそりゃそうだよね、解明可能な仕掛けがあるよね、、、と思いつつホッとしたような残念なような気持ちになりました。でもとてもおもしろく読み進めることが出来ました。

更新日: 2019/05/18
ひみつさんの感想

題にビビって昼に読みました。表現もやわらかく、読みやすいものですが迫力はある!私のようなビビリにとっては適度な怖さでした。ホラー好きには物足りないかも??

更新日: 2017/08/29
319256d467acさんの感想

すごいけど、何ヶ所かよく分からないところが…

更新日: 2017/02/19
あきらちゃんさんの感想

ウーム、なんかイマイチだな