寄宿舎の 食事は 麦飯が 決まりで 味噌汁ときたら 塩味だけ たまに カレーは でたようだ。麦飯は ふんどし なるものが 口なかに 突き刺さるけど 栄養的には すぐれた ものである。自習時間には 参考書は 持ち 合わせて いないので 間が 持たなくて 時間つぶしに 苦心したという。教師の 熱意と 愛情が 生徒を 大きく 育てた。
スパルタ教育を懐かしむ筆者に疑問をもちながら読んでいました。 けれど、たった数行の理由で妙に納得 させられ、温かい気持ちになりました。
シンプルでテンポよくある青春時代の断片が書かれています。 ほんの数ページですので時間があればオススメ。 読後感はほぼ爽やかか。
感動した。今よりもずっといろいろな意味で厳しい時代であるはずなのに、制限された枠の中でも楽しみ、挑戦していたんだなぁ。生き生きとした息使いが伝わってきた。