「金鱗湖」の感想
金鱗湖
きんりんこ
初出:「夕刊 読売新聞」読売新聞社、1960(昭和35)年4月9日

中谷宇吉郎

分量:約2
書き出し:別府の裏側、由布山系の峠を越したところに、由布院という盆地がある。ここは温泉もあり、最近だいぶ発展したが、以前はひどい山奥であった。もう四十年以上も昔の話であるが、中学時代に、ここを訪ねたときは、草鞋《わらじ》がけで、歩いて行ったものである。朝暗いうちに、別府を立ったが、向こうへ着いたときは、夕方すっかり暗くなっていた。ここに金鱗湖という小さい池がある。その湖はんに一軒だけ木賃宿があって、そこで一...
更新日: 2021/04/01
19双之川喜41さんの感想

 銀色が 金色に 一年ほどで なってしまうという。 水温と水質の 関係らしい。 金色の鯉は 此処だと 育ちも早いということであるけど 普通の池では 銀色になるかは 書いてない。