「「もく星」号の謎」の感想
「もく星」号の謎
「もくせい」ごうのなぞ

――白鳩号遭難事件を回顧して――

――しろはとごうそうなんじけんをかいきして――初出:「文藝春秋 第三十巻第八号」文藝春秋新社、1952(昭和27)年7月1日

中谷宇吉郎

分量:約18
書き出し:「もく星」号の遭難も、桜木町事件につぐ大悲惨事であった。この事件に私は、直接の関係は何もないが、航空機の遭難には少し因縁があるので、思いついたことを書き止めておく。第一に、このマーチン機には、私は二度ばかり乗ったことがある。そして航空会社の人の話を真に受けて、これは非常な優秀機だと思っていたので、今度の事件の新聞記事を読んで、少し肌寒い思いをした。去る二月二十八日にも、札幌行のマーチンに乗った。そ...
更新日: 2019/11/02
19双之川喜41さんの感想

 調査委員のなかに 本当に打ち込む人が いないと 原因の究明は 難しいというのが 論旨である。 私の同級生の 父親が もく星号で 遭難したので 特に 関心を持って 読んだ。

更新日: 2016/05/03
b9a19fa07da5さんの感想

幾つになっても知らないことだらけ。 原発事故もこれと同じじゃあないか。50年以上前と、恐ろしくなる!

更新日: 2016/04/16
夏の霜さんの感想

柳田邦男氏の航空機事故の本を何冊か読んだ限りでは、この当時から20年以上経っても変化していない印象。