――白鳩号遭難事件を回顧して――
――しろはとごうそうなんじけんをかいきして――初出:「文藝春秋 第三十巻第八号」文藝春秋新社、1952(昭和27)年7月1日中谷宇吉郎
調査委員のなかに 本当に打ち込む人が いないと 原因の究明は 難しいというのが 論旨である。 私の同級生の 父親が もく星号で 遭難したので 特に 関心を持って 読んだ。
幾つになっても知らないことだらけ。 原発事故もこれと同じじゃあないか。50年以上前と、恐ろしくなる!
柳田邦男氏の航空機事故の本を何冊か読んだ限りでは、この当時から20年以上経っても変化していない印象。