「湯川秀樹さんのこと」の感想
湯川秀樹さんのこと
ゆかわひできさんのこと
初出:「文藝春秋 第二十八巻第一号」文藝春秋新社、1950(昭和25)年1月1日

中谷宇吉郎

分量:約29
書き出し:十一月四日は、たまたま函館にある北大の水産学部で、文化講義をする日になっていた。朝、学校へ顔を出したら、とたんに学部長の武田さんが、「先生、今朝のラヂオの臨時ニュースを御ききですか。湯川博士がノーベル賞を貰うことに決ったそうですが」と、やや興奮した語調で話し出された。「そうですか。それはたいへんなニュースですね。ちっとも知りませんでした」「昨夜のニュースでは、多分決りそうだといっていましたが、今朝...
更新日: 2024/04/04
7996c200b7e4さんの感想

流石、日本を代表する知識人である。中間子論は彼の天才の氷山の一角に過ぎない。

更新日: 2022/02/25
8702fcaf2228さんの感想

ここでしか知れないことばっかやんけ

更新日: 2019/10/24
19双之川喜41さんの感想

 優れた学者のことを 学者数人分の学者と 言うことがあるそうた。 文人墨客としても 非凡な才能をみせた博士は すでに 学際的な偉人でもあった。 敗戦直後の日本に 誇りと勇気をもたらしたことは 言うまでもない。

更新日: 2016/09/19
6d08947f1472さんの感想

昭和24年という湯川先生がノーベル賞を受賞された直後の国内外の状況、交友関係、先生の人となりが良くわかる貴重な文章でした。