「大雪山二題」の感想
大雪山二題
たいせつざんにだい
初出:大雪山の雪「随筆 四月号」随筆舎、1952(昭和27)年4月1日

中谷宇吉郎

分量:約14
書き出し:一大雪山の雪昭和二十二年の秋の話である。その頃私は、資源関係の或る会の委員をしていて、日本の水資源の調査を一部やることになっていた。敗戦後の日本に残された資源のうちで一番大きいものは水であるから、これは少し真面目にやってみる必要がある。というので、柄にないことを始めたわけである。ところで水資源のうちで、一番大きいものは、日本では、まず雪であるということに気がついた。これは我田引雪の話ではなく、日本...
更新日: 2019/11/08
19双之川喜41さんの感想

 敗戦後 数年のうちに 雪は資源であるから 総量を把握するために 総司令部に 航空写真を依頼したら 応じてくれたという。  雪の結晶の芯の 解明のために 雪洞にもこもる。 ともに 夢幻に 立ち向かう。