正宗白鳥
魚の種は 年々 尽きる ばかりなので 先々 いいことが ないような 入江のかたわらに住む 家族の 閉塞感▫手詰まり感を 軸に 話は進むけど 筋立てと 詩味の均衡が よく取れていると感じた。 欲を言えば 終わりのほうの 車夫と長男の 会話の部分は ないほうがよかったような気が しないでもないと思った。