「時間からの影」の感想
時間からの影
じかんからのかげ

ラヴクラフトハワード・フィリップス

分量:約178
書き出し:第一章特定の印象を裏付ける神話的な源を闇雲に信じることでのみ救われてきた悪夢と恐怖の二十二年の後、私は、一九三五年七月十七日から十八日にかけての夜に自分が西オーストラリアで発見したと考えるものが真正だと自ら進んで断言しようとは思わない。私の体験が全面的ないし部分的に幻覚であると希望するだけの理由があるからだ——実際、幻覚の原因が有り余る程存在した。だが尚、それは悍ましい程現実的だったのであり、ため...
更新日: 2016/05/22
超獣ギーガーさんの感想

10代に貪るように読みました。ラストの戦慄が懐かしく思い出されます。 結末が解っていても年代記の件は熟読に値します。