「生物学的の見方」の感想
生物学的の見方
せいぶつがくてきのみかた
初出:東亜協会にて講演、1910(明治43)年11月

丘浅次郎

分量:約12
書き出し:すべて物は見方によって種々異なって見えるもので、同一の物でも見方を変えると、全く別物かと思われるほどに違って見えることもある。たとえばここにある水呑《みずのみ》コップのごときも上から見れば丸いが、横から見るとほぼ長方形に見える。日々世の中に起こる事柄も、ある人はこれを道徳の方面から見、ある人はこれを政治の方面から見、ある人は教育の方面より、ある人は衛生の方面よりというように種々の異なった方面から見...
更新日: 2019/10/11
19双之川喜41さんの感想

 丘は 新説であれば 競って歓迎する 弊害ありとして 多角的なものの見方を 平易に説くけど 現代でも通用する立論であり  見方の複眼思考を伝えると思った。