河井酔茗
れんめんたる 命の連続を しめしている。 新しい葉がはえると 古い葉が落ちるのが 譲り葉とか。 としのせいか こみあげるものがある。
小学5年か6年の時の時の教科書に載っていた。なぜだかとても悲しくなったのを覚えている。 49歳になった今、思いがけずこの作品に再び出会った。小学生の様な純粋な心ではなくなった今再び読むと、別の深い感慨がわいてきた。 命のバトンタッチによって歴史は作られてきたんだなぁと。
生きる意味を、遺す意味を考えさせられる作品。自分の中にあるゆずり葉を、忘れずに。