長塚節
短文を 打ち込んでいくような 写生文なので 言わば 文字の点描画のようなことになる。 それなりに 巧くいっていると感じた。
良いですね、このぶんしょうにしたがってえをかいてみたい。畑の作業と、鬼怒川、よい絵ができそう。芋掘り、秋、ゆっはんの支度に帰りゆく女たち、秋の日暮れがつるべのように早々と落ちてくる。今の東京には、あるいは、この日光にもなくなった風景だろうな。懐かしい風景画をありがとう。