「旅行に就いて」の感想
旅行に就いて
りょこうについて
初出:「茨城縣立下妻中學校雜誌 爲櫻 第十七號」1907(明治40)年7月15日

長塚節

分量:約11
書き出し:余は旅行が好きである、年々一度は長途の旅行をしなければ氣が濟まぬやうになつた。兎に角全國歩いて見たい積りで地圖の上に朱線の殖えるのを樂みの一つにして居る。時には汽車や汽船の便を借りることもあるが、大抵は徒歩である。隨つて身體には苦勞を掛けて、歸りには顏が黒くなつて頬骨が出る。それで苦勞をすればする程、旅行の面白味が増して、話の種が殖えて來る。人に旅中の話をすれば、人も面白いといふ。自分は益々得意に...
更新日: 2019/09/30
19双之川喜41さんの感想

 清流で 素裸になり 褌を洗うと言う。 貧乏な徒歩旅行なので 箱に詰め込んだ素米を おかず無しで 掻き込む。 教師だから 生徒にも 旅に出るように 勧める。

更新日: 2017/02/05
1dbde5ace62dさんの感想

旅に出れば思い出すべきことを多く得られる。 この言葉自分の旅行の後押しになる。

更新日: 2016/08/05
YELLOWテントマンさんの感想

私もお金をかけずに、旅をする事が好きである。例えば、自転車にテントなどを積み込んでのツーリングや青春18切符を使っての乗り鉄や五街道歩きなどである。荷物を少なくするために、着替は最小限にしてコインランドリーで洗濯する事にしている。マイカーや観光バスで最果ての地に行くより、自分の足を使って行くのでは感動の度合いが違うのではないかと思う。もうすぐお盆休みで有るが、高速道路の大渋滞や新幹線の乗車率のニュースを聞くと気の毒に思う。金のない学生や休みをもらったが予定のない社会人には特に勧めたい、記憶に残る休暇に成るのではと思う。

更新日: 2016/08/05
42bb28656552さんの感想

彼のような旅は難しけれど、少ない着替えと知恵と体力だけで数々の風景を観るのもまた楽しそうだと感じた。