「霜柱と白粉の話」の感想
霜柱と白粉の話
しもばしらとおしろいのはなし
初出:「思想 第一八七号」岩波書店、1937(昭和12)年12月1日

中谷宇吉郎

分量:約11
書き出し:寺田寅彦先生門下の中に、M君という私の友人がある。M君の家は関西でも有名な旧家で、化粧品の製造では日本でも有数な家である。私とは高等学校時代からの同窓で、一緒に大学で物理学を修めた因縁があるので、霜柱と白粉という妙な題目の話が生れたわけなのである。大学を卒業する間近になって、M君は卒業後二、三年大学で研究生活をして、それから家へ帰って化粧品の製造と研究とに入りたいという希望をもち出したのである。と...
更新日: 2017/03/17
55ab3f73ea62さんの感想

白粉の研究のお話。面白い、と思ったことをさらっと書いてあり、読みやすかった。