「道鏡」の感想
道鏡
どうきょう
初出:「改造 第二八巻第一号」1947(昭和22)年1月1日

坂口安吾

分量:約59
書き出し:日本史に女性時代ともいうべき一時期があった。この物語は、その特別な時代の性格から説きだすことが必要である。女性時代といえば読者は主に平安朝を想像されるに相違ない。紫式部、清少納言、和泉式部などがその絢爛《けんらん》たる才気によって一世《いっせい》を風靡《ふうび》したあの時期だ。けれども、これは特に女性時代というものではない。なぜなら、彼女等の叡智《えいち》や才気も、要するに男に愛せられるためのもの...
更新日: 2021/07/11
f02b71c47b8eさんの感想

安吾っていろんなこと勉強してたんだな〜(当たり前だろ!笑)