「お勢登場」の感想
お勢登場
おせいとうじょう
初出:「大衆文藝」1926(大正15)年7月

江戸川乱歩

分量:約33
書き出し:一肺病やみの格太郎《かくたろう》は、今日も又|細君《さいくん》においてけぼりを食って、ぼんやりと留守を守っていなければならなかった。最初の程は、如何《いか》なお人|好《よ》しの彼も、激憤を感じ、それを種《たね》に離別を目論《もくろ》んだことさえあったのだけれど、病《やまい》という弱味が段々彼をあきらめっぽくして了《しま》った。先の短い自分の事、可愛い子供のことなど考えると、乱暴な真似《まね》はでき...
更新日: 2021/01/19
66e1784ec180さんの感想

お勢のなんて事のない台詞の一つ一つが、言葉遣いの妙で艶やかな女性を想像させる。 お勢のその後は、黒蜥蜴に転身して大活躍したとひそかに妄想している。

更新日: 2017/10/17
83e1e68ead00さんの感想

前編:格太郎 後編:お勢 みたいな感じで、面白かったです!

更新日: 2017/09/23
a675e7be63c8さんの感想

背筋が一瞬ヒヤッとする